野麦峠を越えて。 [2010 ツーリング記録]
今週は、以前から気になっていた野麦峠へ。
朝五時におきて準備、六時前には出発。中央道を西へ。やはり三連休。中央道に乗った途端に7キロの事故渋滞発生。途中、双葉SAで給油と朝食。諏訪湖を過ぎたあたりではだいぶ涼しくて、メッシュのジャケットだけでは少々寒いかと思いました。松本ICで降りてR158を西へ。
野麦峠は以前は飛騨地方と諏訪・岡谷方面を繋ぐ要所であったようですが、R158やR361のトンネル等の開通により、その役目は観光用道路としての利用が多いようです。
そして野麦峠へ到着。
野麦峠と言えば「女工哀史」の舞台として映画にもなった有名な所。
なんでも、岡谷にある製糸工場への出稼ぎのため、飛騨地方から十代の少女が野麦峠を越えて行ったとか。かつては歩いて越えた峠で命を落とす少女も多かったと。
写真にある像は、工場へ出稼ぎに行って病に倒れた妹を背中に背負って飛騨へ帰るため、野麦峠を越えようとする兄と妹だそうです。
彼女は、この峠から見えた故郷をみて「ああ 飛騨が見える 飛騨が見える」とうれしそうに言って死んでいったそうです。
折角なので、野麦峠の館へ 入場料は500円でした。
「あゝ野麦峠」は、山本茂実が1968年に発表したノンフィクション文学です。実在したと言われる「政井みね」さんの写真も展示されていました。
当初は、この作品関係の展示をした文学館かと思いましたが、そうではなく、飛騨地方の生活・歴史・峠に焦点を当てた資料館でした。
屋上からは乗鞍岳が綺麗に見えました。
そして、R361を開田高原へ
ここで是非ともおいしい蕎麦をと思いましたが、流石の三連休。どこも順番待ちの長い列。と言うわけで開田高原のアイスクリームだけを賞味して木曽福島方面へ。
道の駅でやっと昼食。当然蕎麦をいただきました。二枚で1100円也。
お土産も蕎麦を買いましたが、直売所に立ち寄ったところ、採りたての枝豆が枝ごと売っております。追加でこれも。380円安い。\(~o~)/
と言うわけで、14:45分には伊那ICから中央道で帰途へ。
彼方此方渋滞やら事故やらしてましたが、六時前には家へ到着。
本日の走行距離550キロでした。
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